はんどめいどのあるくらし。
by panforte
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2012年 02月 21日
早朝からきっとトイレに駆け込むことになるんだろうなーーと思ったら眠れない。
何度も目が覚めるし、5時前に起きた!
いつも5時半にはお弁当を作っているので、その時間にトイレ・・なんてことになったら困るので
今のうちに3人分のお弁当やみんなの朝食の準備をしてしまう。
着替えてメイクしてお洗濯も干し終わってお掃除も終わったのにうんともすんとも。
昨晩の下剤の効果もないうちに、2リットルの下剤を飲む時間に!
冷えているほうが飲みやすい・・と聞いていたので、キンキンに冷えた富士の天然水で作った。
(大きなビニール製の袋に粉がたくさん入っていて、その中にお水を注いでよく溶かす)
その中にさらに腸の中の空気を消す?お薬を投入。
この作業をしているときまではダーリンも次女もいたのに、1杯目を飲み始める頃には誰もいなくなった。
孤独でさみしい時間。
でも、これから10数回トイレに通うことになるんだから誰もいないほうが絶対にいい。
一口飲んでビックリ。
マズーー!
これには参った。
すでにくじけそうだった。
ポカリみたい・・とは聞いていたけどそんなの気休め。
実際は塩っ辛くて苦くって、ごくごく飲むことなんて到底出来ない。
パッケージにこれ見よがしに書かれている“レモン味”っていったい何のことだろうと思った。
レモン味をほとんど感じないし。
でも、2時間で飲みきらなきゃならないし。
あったかい紅茶を片手に交互に飲むことに。
いくらか飲みやすいけど、このままだと紅茶の量がムーベンを上回りそう。
病院の電話が8時半頃につながって、昨晩の下剤が効かないうちにムーベンを飲み始めたことを
伝えたら、そのうちムーベンとの相乗効果で効いてくるでしょう・・とのことだったので、
1時間ちょっとで1リットル飲みきった。
まだ変化なし。
その後、2時間で1.5リットル。
0.5リットル残して2時間過ぎたのでちょっと焦る。
でも、その頃から体がムーベンを全く受け付けなくなってきてつらくなってきた。
そして、ようやくおなかも本格的にぐるぐる回っているような感じ。
もうちょっと頑張って飲まなくては・・と気合を入れて最後、コップ1杯残したところで猛烈な腹痛が!
あまりの痛さに脂汗が出て、さらに顔面蒼白!
ムーベンは腹痛がないはずだから、この痛みは昨晩の下剤だ~@@
あまりの痛みに気が遠くなって失神しかけた。
(過去に実は何度かお腹の痛みでそうなったことがある・・)
ようやく這ってトイレに辿り着いたら我慢できない吐き気に襲われて、
飲んだムーベンをコレでもか~というくらい何度も何度も吐いてしまった。
(ひどいつわりの時のように)
しばらく放心状態でお腹の痛みと戦って、
その後ほんの数回トイレに通うけど、検査が出来るまでにはまだまだな状態。
落ち着いた頃に病院に電話して殆ど吐いてしまったことを伝えると、
残りはもう飲まなくてもいいということでうれしいような、でも検査出来なくなるのか?
という不安も。
最悪の場合は検査前に〇腸しますね~
と言っていたからもしかしてそうなるのかな??
検査は2時から。
1時45分までに着けばいいらしいので1時半に出発。
ちなみに車で。
時間通りに到着して、呼ばれたのは2時ちょっと過ぎてから。
噂どおりの検査着を渡される。
濃紺のちょっと長めの上着と、お尻の部分がちょっとだけ開いているハーフパンツ。
不織布で全て使い捨て。(自己負担630円)
ものすごくせまいロッカーで着替えるように言われたけど、閉所恐怖症なので扉を閉めることが
出来なかった。
着替えて出ると、すぐに検査室に案内されてベッドに仰向けに寝るように看護師さんから言われて
その通りに。
そこまで来て看護師さんに最後の便の状態を聞かれたけど、
ま、大丈夫でしょう!って。
体にはバスタオルをかけてくれて、左の人差し指には呼吸の状態を見るためのモニター。
しばらくすると先生が到着!
家族に大腸の病気の人がいないか?
お腹の手術はしたことがあるか?
など聞かれて、先生が右手に点滴してくれた。
曲げても大丈夫な留置針だった。
その中に、軽い麻酔が入っていったんだけど副作用で心臓がドキドキして、
指先につけている呼吸用のモニターの音がピ・ピ・ピ・だったのがピピピピピピと速くなった!
麻酔の前に説明受けていたからなるほどーーと思ったけど。
眠くなったら寝てもいいですーーと言われたけど、その時は意識もしっかり。
左を下にして体を横にして、先生が“じゃ、はじめますね”と。
最初にキシロカインの麻酔のゼリーをぬりぬり。
直腸診をしたあとにカメラが!
ほほ~、なんともない!
目の前にモニターがあるので、そこを見ているように言われるけど直視するのは勇気が必要。
見てる振りして別な場所見たり、持って来ていたタオルで顔隠したりしたら、
看護師さんから“モニター見ててくださいね”って。
怖くて見れなかったのに、仕方ないのでチョロっと見たり、見てる振りして別な場所見たりを
繰り返した。
お腹の中でカメラがぐにょぐにょ動く感じが分かる!
右わき腹がぐにょんと動いて、まるで胎動。
久しぶりにお腹の中に赤ちゃんがいた頃のことを思い出した。
懐かしい。
途中、カーブのところなのかな?
仰向けになって、ひざを立てて右足を左足に乗せて足を組んだスタイルに。
カメラから空気を入れたり、
“ここ痛くないですか?”
“お腹張りませんか?”
って聞かれたけど、訴えるようなことも特になくてどれもこれも我慢できるくらい軽いもの。
10分くらい過ぎたので、
“そろそろ最後の場所に到着ですか?”
って聞いてみたら
“ふふ。まだですね~”って。
あまりに長すぎて目を閉じたら寝てしまうかも・・と思いながら寝なかった。
先生はカメラ入れながら、
細かく説明もしてくれた。
ここは〇〇です。
とか。
やっとやっと、
“終わりまでカメラが入ったので、戻りながら診ていきますね~”
の声が!
ゆっくり丁寧に写真を撮りながら戻っていきました。
入れるときの半分くらいの時間で終了!
おわった~~
爽快感・達成感・満足感。
点滴の中に麻酔を覚ます注射を入れて、カラになるまでその場で休憩。
点滴を外したら、ふらつきがあるのでゆっくりゆっくり起き上がるように言われて、
起き上がったらたしかにふら~っと。
でも、早く帰りたかったので
“大丈夫です!!”と言ってしまった。
ベッドに休んでもいいですよ~と言われたけど、そんなのやだやだ・・と思って
お断りして着替え。
実際はふらふら。
すっごーーくふらふらだったけど、3時から結果の診察だったので振り切って外来に。
診察室の前で待ってたら、病院のすぐ近くがダーリンの会社だったので来てくれた!
すぐに診察室に呼ばれて、結果の説明。
問題なし。
治療を必要とするものも、
自覚症状の原因と思われるものも何もなし。
一時的にストレスとかで炎症が起きたりしたのかも。。。
ということで、これで大腸に関しては全て終わりました。
お会計を済ませてダーリンに家まで送ってもらうことになって、
駐車場に行くまでにあった“すき家”で軽くお腹に入れようということに。
終わった安堵感で何か食べたくなったけど、
ミニサイズでも多少胃もたれした。
食欲はどうもまだ戻ってなかったみたいでお腹壊した(笑)
家に帰る前にスーパーでお買い物。
そのまま私を家に置いてダーリンは再び会社へ。
長年もやもやしていた気持ちがすっきりして、
私の大腸内視鏡体験が終わりました。
夕飯は、前日に食べなかったお昼用の検査食にしました。
いろんな意味でホッとしておいしく感じました。
今回検査全体を通して感じたことは、
たしかにムーベンの味はくじけそうだったけど検査自体は苦痛もなくすんなりだったこと。
躊躇している人がいるなら悩んでいる時間がもったいないことを伝えたい。
自分の覚書のために記録したのですが、
どうしようか悩んでいるどなたかへのメッセージにもなるように願います・・・。
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